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九州などで行われている日米の共同訓練で与那国空港では、2024年8月1日、自衛隊機で患者搬送などを想定したとみられる訓練が行われました。

与那国空港に2024年8月1日午後1時ごろ飛来したのは、航空自衛隊のKC130輸送機1機で、自衛隊員やアメリカ兵を島に運んだほか、医療関係とみられる物資を下ろしている様子もありました。

また空港には自衛隊の救急車なども展開しました。輸送機には、再び隊員らが乗り込み、2024年8月1日午後3時ごろ離陸しました。

2024年7月から九州・沖縄で行われている日米の共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」では、与那国駐屯地にアメリカ兵およそ110人が展開しています。自衛隊側が、県に提出した空港の使用届では、「患者の後送訓練」となっています。

訓練は、離島の作戦で出た負傷者を大規模な医療施設に運ぶ想定とみられますが、防衛省は地元への説明で、住民避難に応用できるとして「防災や国民保護に繋がる」と主張してます。

一方、空港の外では、プラカードを掲げ抗議する人の姿もみられました。