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2024年7月28日から始まった自衛隊とアメリカ軍の共同訓練で、石垣島では、地対艦ミサイル部隊が発射訓練を行いました。
こちらは7月30日に、陸上自衛隊石垣駐屯地付近から撮影した映像です。隊員たちが、迷彩色に塗られたミサイルの発射装置を4機、空に向けている様子が確認できます。ミサイルは、「12式地対艦誘導弾」と呼ばれていて、地上から海上の艦船を攻撃するためのものです。
防衛省によりますと今回の自衛隊とアメリカ軍の共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」で、石垣駐屯地では、実際の発射を伴わない地対艦戦闘訓練として、ミサイルの操作が行われます。
この訓練は、県内に地対艦ミサイルが配備されている宮古島駐屯地やうるま市の勝連分屯地でも同様に計画されています。
また今回の訓練では、2024年3月に発足した沖縄や奄美大島のミサイル部隊を束ねる「第7地対艦ミサイル連隊」が初めて参加していて、勝連分屯地の本部と各離島の部隊の連携なども念頭にあるとみられます。