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名護市辺野古の新基地建設で、国が行う大浦湾側の地盤を固めるためのくい打ち作業について、2024年8月後半に延期される見通しになったことが分かりました。

辺野古新基地建設で防衛省は大浦湾側の軟弱地盤を固めるため、およそ7万本のくいを打ち込む計画で、防衛局は、2024年8月1日にも工事に着手する方針を県に通知していました。

一方、関係者によりますと台風3号の接近を受け、大浦湾の作業船を現場から退避させています。作業の着手は、お盆明けの2024年8月後半以降になる見通しです。

国が、くい打ち工事に本格着手の方針を示していることに、県はこれまで「協議が整っていない」として着手しないよう求めていました。