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観光客の移動拠点となる新しい交通ターミナルが北谷町に誕生しました。利便性の向上に繋がるか注目が集まっています。
イオン北谷店前の美浜駐車場の一部に開所した「北谷ゲートウェイ」は、観光客が多用な交通手段を利用し、各観光拠点エリアの移動がスムーズに出来るよう県の実証事業で設置されました。
北谷ゲートウェイでは1日5往復の空港直行バスや美浜エリアの無料周遊バスが発着するほか、民間バス事業者20台分の乗り入れが可能で、路線バスのりばやタクシーの待機場も設けられています。
この日は台風3号の影響もありあいにくの雨模様でしたが、屋内で開かれた開所式で県は「多くの観光客が訪れるここ北谷町で実証事業を行い、世界から選ばれる持続可能な観光地の形成に向け取り組んでいきたい」と期待を寄せていました。
沖縄県の中村俊貴さんは「特に今、那覇空港の渋滞がよく問題になりますので、バスを中心とした公共交通機関の利用が促進されることで、少しでも空港周辺の渋滞が緩和されるところにも繋がればいいなと思っております」と話します。
この実証事業は2026年3月まで行われる予定で、県ではターミナルの潜在的な利用者を把握するなどして、本格稼働に向け運用していくということです。