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非常に強い勢力で2日にわたり先島諸島を激しい風雨に巻き込みながら通過した台風3号による農作物などの被害が1億円を超えました。

23日から27日にかけて先島諸島を襲った台風3号は、与那国で50.2メートルの最大瞬間風速が吹いたほか、総雨量も竹富町上原で368ミリを観測するなど非常に強い勢力で先島諸島を通過しました。人的被害はなかったものの石垣市や与那国町では倒木や電柱が倒れるなどの被害が出ました。

県の調べによると台風3号の農林水産業への影響はサトウキビや野菜などの耕種部門で、1億円余りの被害状況となっています。被害額の内訳はサトウキビのおよそ9249万円で最も多く、次にオクラやゴーヤーなどの野菜でおよそ600万円、今が旬のマンゴーやパインでも被害が確認されています。

また水産業では施設などで3件の被害にあっていて、被害額については調査中ということです。