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夏休み期間を迎え多くの人でにぎわう店舗に刃物を持った不審者が現れたことを想定した訓練が行われました。不審者が現れ店員が「刃物を降ろせ下がって下がって」と呼びかけます。
２９日御菓子御殿読谷本店で行われた訓練には、嘉手納署の警察官や従業員などおよそ１０人が参加しました。訓練は不審者が突然、店員に刃物を振り回すことを想定して行われました。店員は刃物を持った男と距離をとりながら警察に通報し、店に居合わせた客を襲わないように呼びかけをしながら安全な場所に誘導しました。その後、男は駆け付けた警察に制圧されました。
嘉手納警察署の比嘉栄生活安全課長は訓練は、不審者への効果的な対応につながると話していました。御菓子御殿・澤岻英樹社長は「何かあった時に対応できるよう頑張っていきたいと思います。宜しくお願いします。ありがとうございました」と話していました。
訓練のあと、子どたちを犯罪から守るための駆け込み避難場所「子ども１１０番の家」の委嘱状が交付されました。