※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

沖縄の伝統工芸である琉球漆芸の技術継承などを支援する事業で若手作家の手で復刻された作品の完成が玉城知事に報告されました。

26日玉城知事を訪問したのは琉球銀行が取り組む「りゅうぎん琉球漆芸技術伝承支援事業」で昨年度の作品の復刻を手がけた県内の若手作家や関係者です。

この事業は沖縄の伝統工芸である「琉球漆芸」の技術継承と産業振興を支援するためのもので県内の若手の漆技術者が琉球王国時代の作品の復刻や技術の習得を行っています。

今回復刻されたのは「黒漆雲龍螺鈿椀」で沖縄近海で獲れる夜光貝を薄くして紋様を書き現在では途絶えた「にかわ接着」の技術で貼り付けられていて今回の復刻で若手技術者が「にかわ接着」を身に着けたということです。

報告を受けた玉城知事は今回の復刻について「若い人に興味を持ってもらう大事な作品になる」と話し技術者の今後の活躍や継承に期待を示しました。