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訃報です。宜野湾市の松川正則市長が7月26日午前、東京都内のホテルで倒れた状態で見つかり、死亡が確認されました。70歳でした。

市の発表によりますと、松川市長は7月26日まで、普天間基地の跡地利用などについて政府への面談や要請をするため、7月24日から上京していました。

7月26日は、財務省などに要請予定でしたが、集合時間の午前9時に松川市長が現れなかったため、職員が部屋を確認したところベッドの上で倒れた状態で見つかり、その後、駆けつけた医師が死亡を確認したということです。市は警察から「事件性はない」と説明を受けています。

和田敬悟宜野湾副市長は「非常にフェアな方で、実直な方で、あまり人を敵に回すタイプではなかった。何事にも市民を一番に考える人」と話しました。

宜野湾市の和田副市長は、7月26日午後、記者会見を開いて経緯を説明し「深い悲しみと哀悼の意を示す」などと述べました。

7月26日付で副市長が職務代理を務めるほか、公職選挙法の規定では、死去が選挙管理委員会に通知されてから50日以内に選挙が行われます。

玉城知事は「突然の訃報で大変びっくりして最初に聞いた時はまったく言葉になりませんでした」と述べました。普天間基地の移設問題をめぐり意見を交わしてきた玉城知事は、「普天間基地の1日も早い危険性除去のため今後も連携して要請していくと話していた」として「それも叶わぬこととなり大変残念」と述べました。