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アメリカ兵による相次ぐ性的暴行事件を受け、アメリカ海兵隊が、基地のゲートでの飲酒運転の検査などを強化したと発表しました。

県内の海兵隊基地を管轄するアメリカ海兵隊太平洋基地は、週末に基地に出入りする軍関係者に対しゲートでの飲酒運転の検査を強化すると先週、発表しました。

この飲酒検査は、金曜日の夕方から、土曜日の夕方まででこれとは別に、海兵隊員による基地の外での巡回パトロールも行われます。

県内に指令部を置く、第三海兵隊遠征軍は公式のSNSで先週末行われた飲酒運転の検査やパトロールの様子を画像で公開し、「基地内外で期待される高い行動基準を軍人が満たし維持できるよう対策を講じていく」と実施をアピールしました。

この飲酒検査などは、アメリカ兵の基地の外での行動を規制するリバティー制度の運用を強化するものと位置付けられていますが、実施期間は未定で、相次ぐアメリカ兵の犯罪抑止に繋がるかは不透明です。

また在日アメリカ軍のラップ司令官は2024年7月22日、談話を出し軍幹部や日本政府が地元と意見交換する「フォーラム」を設置する方針を明らかにしました。

司令官の談話などを受け、玉城知事もコメントを出し、アメリカ軍関係者の飲酒運転の事案が今月だけで3件確認されていることに言及。「リバティ制度の見直し内容が明らかでない」と指摘しました。