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首里城正殿の屋根に赤瓦を取り付ける「瓦ぶき」と呼ばれる作業が始まりその様子が、報道陣に公開されました。

儀間純記者は「時刻は午前9時を回りました。首里城の屋根に使用される赤瓦がフォークリフトでゆっくりと、慎重に搬入されていきます」と伝えました。

7月15日首里城の工事エリアでは、養生された赤瓦が次々と搬入され、その後、正殿の屋根に取り付ける「瓦ぶき」の作業が開始。はじめに、屋根の先端にある木の枠に軒先瓦が固定されそれを基に、職人たちが手作業で一枚一枚重ねるようにして赤瓦を設置しました。

担当する島袋拓真さんは「軒先の飾り瓦は職人が一枚ずつ手作りもしてますし、出荷前に奇麗に梱包して、見て頂いたら分かるんですけど、皆さんの気持ちがこもってるので、その辺を見て頂けたらなと思います」と話しました。

正殿の屋根に使用される赤瓦は、およそ6万枚にものぼり、「瓦ぶき」の作業後、隙間を白い漆喰で埋める「漆喰塗り」の作業に入り、これらの作業は2024年年末までかかるということです。