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SDGsに貢献しようと廃棄される県産のおからを活用して猫の飼育に使うトイレの砂を製造する工場が西原町に完成し、11日竣工式が開かれました。

工場を建設したのはペット事業を展開する「アース・ペット」で「金秀商事」と「まえさと」が豆腐を製造する過程でできる「おから」を乾燥させたものに小麦粉などを混ぜ合わせて製品を作りあげます。

豆腐や豆乳の副産物である「おから」は、およそ1割が産業廃棄物として扱われ、県内では年間2400tほどが捨てられていました。出来上がった猫砂は原料が食品由来なため、燃えるごみとして捨てることもできるという事です。

アース・ペット長田俊之社長は「ペットと一日でも長生きできるようなところに1つでも貢献できたらというふうな活動のなかで、これからこの沖縄の中で進んでいきたいと思います」と話します。

「おからの猫砂」の販売は10月から県内で始まる予定で年間30万袋を売り上げの目標に掲げています。