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現役の高校生が地元の中学生に、農産物を使ったお菓子作りをレクチャーしました。

食育をテーマにした体験型のスクールが、豊見城市内の高校で開かれました。「わくわく食育スクール」は、県立南部農林高校で3年間を通して行われる探究プロジェクトの一環で実施されているもので今回のスクールには、近隣の長嶺中学校の3年生およそ170人が参加しました。

中学生たちは、各学科ごとに分かれ小松菜が水耕栽培されているビニールハウスなどを見学。その後、高校生自ら講師を担当し、自分たちで栽培した、紅芋などを使って開発した「焼きまんじゅう」の調理を中学生にレクチャーしました。

長嶺中学校の生徒は「自分で作ったまんじゅう食べてみてどうですか?」という記者の質問に「美味しい。美味しいし、温かくてサクサクしてて、自分でまんじゅうとか作った事ないからすごい新鮮です」と答えました。

南部農林高校の高校生は「いつもは先生方に教えてもらう側だったので、新しい体験でとても楽しかったです」と話しました。

南部農林高校では、今後もこのプロジェクトを通して生徒の主体性やコミュニケーション力を育成していきたいとしています。