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辺野古新基地建設で防衛省が2024年7月8日、大浦湾側の地盤を固める工事に向けたくい打ちの試験に着手しました。

防衛省は辺野古新基地建設で、大浦湾側の軟弱地盤を固めるため、およそ7万本のくいを海底に打ち込む計画です。防衛省は、8月にも本格的な工事に着手する意向で、これに向けた試験的なくい打ち作業に7月8日に着手しました。

大浦湾では、作業船が7月3日からくい打ちの試験に向けた作業をしていましたが、7月4日、周辺の大型サンゴに作業船のアンカーチェーンが接触したとみられる破損を確認したということです。

木原防衛大臣は、7月9日の会見で、このように言及しました。木原防衛大臣は「沖縄防衛局から本事業のすべての海上工事の受注者に対し作業船のアンカー設置の留意点について改めて周知徹底を行い、そのうえで現在くい打ち試験やサンゴ類の移植にかかる作業を行っているところであります」と述べました。

一方、玉城知事は2024年7月8日にコメントを出し、県との協議が整うまで工事に着手しないよう改めて国に求めました。