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実施すれば県や周辺自治が中止要請を無視する形での強行となります。アメリカ軍は、2024年7月8日の夕方から嘉手納基地で3カ月ぶりに、パラシュート降下訓練を実施することが分かりました。

アメリカ軍は2024年7月8日午後5時半以降、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施すると航空情報を公表しています。

7月8日午後6時現在、基地では輸送機の離陸など目立った動きはありません。

降下訓練は日米両政府の合意で、原則伊江島での実施となっていますが、軍は2023年12月以降、伊江島補助飛行場の滑走路改修を理由に嘉手納基地での訓練を繰り返しています。

玉城知事は「もし訓練が必要であれば、県外・国外の(降下訓練の)適地を探してそこで行うべきだと申し入れている」と述べました。

県は2024年7月8日午後5時までに訓練の中止を防衛局やアメリカ軍に申し入れました。

QABでは、アメリカ空軍に対して、訓練実施の理由について質問をしていますが、今のところ、軍から回答はありません。