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人道的に決して許されない蛮行だと批難しました。嘉手納基地周辺の市と町でつくる三連協は2024年7月4日、沖縄防衛局を訪れアメリカ兵による少女暴行事件について抗議しました。

7月4日沖縄防衛局を訪れた沖縄市や北谷町、嘉手納町でつくる三連協は、2023年12月のアメリカ兵による少女誘拐暴行事件について「人道的に決して許されない蛮行であり、基地周辺地域への影響は、はかり知れず怒りを禁じえない」と抗議。被害者への謝罪や補償を速やかに行う事や、在日アメリカ軍の事件・事故が発生した場合は自治体へ速やかに情報提供をすることなど、5つの項目を沖縄防衛局に要請しました。

要請に対し伊藤晋哉局長は、自治体へ情報共有について「被害者のプライバシーや捜査への影響を踏まえ、関係省庁と相談していきたい」と述べるに留まりました。

嘉手納町當山町長は「具体的にどうしていくのかというところが示されていないので、満足かというと必ずしもそうではないんですが、一日も早くこうした要請に答えるような形で対応していきたいという姿勢というのは十分に確認出来たと思っています」と述べました。