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相次いで発覚したアメリカ兵による性的暴行事件を受け玉城知事は2024年7月3日政府に対し再発防止を早急に講じることや県への通報の徹底などを求めました。

アメリカ兵による性的暴行事件が相次いで発覚したことを受け上京している玉城知事は2024年7月3日午後、防衛省などを訪ね事件に対し抗議しました。

玉城知事は「米軍兵士による非人間的で卑劣な犯罪は女性の人権や尊厳をないがしろにする重大かつ悪質なものであり断じて許すことはできず、強い憤りを禁じえない」と述べました。

抗議とともに玉城知事は、実効性のある再発防止策を早急に講じることや今回の事件の情報が県に伝わっていなかったことから通報の徹底などを求めました。

玉城知事は、外務省で上川大臣と面談し同様の要請を行った際に、上川大臣は次のように述べました。

上川外務大臣は「政府の対応につきましては沖縄の皆様から大変厳しい声を頂戴している。また不信感を抱いていることについては大変重く受け止めている」と述べました。

また、大臣は地元への情報共有のあり方について関係省庁としっかり検討したいとしたほか具体策を含めアメリカ側に対して事件事故防止の徹底を申し入れたいとしました。