※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

2024年5月、糸満市の畑で見つかった沖縄戦当時に使用したとみられる不発弾の処理作業が2024年7月3日に行われ無事に終了しました。

今回、処理されたのは、沖縄戦当時に使用されたとみられる重さ31kgのアメリカ製の5インチ艦砲弾1発です。

糸満市によりますと、2024年5月20日に畑で作業をしていた人が発見しました。2024年7月3日午前10時から自衛隊が処理作業を開始するのに伴って、現場から半径25.5mが避難対象区域となり近くの道路を通行止めにしました。

処理方法は、耐爆容器に不発弾を入れ、リモートで信管を破壊するもので、作業開始から25分ほどで無事完了しました。

當銘真栄糸満市長は「作業中に(不発弾が)でてくるということは、作業をしている人たちが非常に危険な状況にあると思うので、市民が安心して暮らせ、作業ができるような環境を一刻も早く取り組んでいけないと思っている」と述べました。

また2024年7月20日には、那覇市真地でも不発弾処理が予定されていて、付近の住民避難や交通規制をする見通しです。