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本部町の美ら海水族館ではこのほど生態が解明されていないイソギンチャクの繁殖に成功し世界で初めて一般に公開されています。美ら海水族館で繁殖に成功したのはシライトイソギンチャクです。

水族館によりますとクマノミと共生するイソギンチャクはこのところ鑑賞用としての人気が高く年々その数が減っているという事で水族館独自の繁殖が急がれていました。

ただその生態は解明されていないことが多くすでに繁殖に成功していたハタゴイソギンチャクの繁殖方法を応用し2年以上の歳月をかけてようやく水槽内での繁殖に成功しました。先月28日から一般に公開されハナビラクマノミと共生する姿が確認されました。

美ら海水族館魚類課谷本都さんは「小さなサイズのシライトイソギンチャクなかなか見る機会がないと思いますのでこの機会に水族館生まれのハナビラクマノミとぜひ一緒にご覧になっていただきたいと思います」と話していました。