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きのう公表された県内の路線価についてです。相続税や贈与税など税金を課す際の基準となる路線価県内では価格の伸び率が全国で2番目に高くなりました。

沖縄国税事務所が公表する路線価は毎年1月1日時点の地価公示価格をもとにその価格の80パーセントを目途にしています。

それによりますと2024年分で県内で最も路線価が高くなったのは那覇市久茂地3丁目の国際通りのみずほ銀行那覇支店前で1平方メートル当たり150万円と去年と比べて3.4パーセント5万円高くなりました。この場所は2年連続の値上がりで23年連続で県内一の最高値となりました。

沖縄都市モノレールの各駅の路線価について、ベスト5はこちらです。最も高いのが国際通りにも近い「県庁前駅」で114万円。2位が「旭橋駅」3位が「牧志駅」となりました。

路線価が低いランキングはこちら。最も安いのが「浦添前田駅」で15万5000円。意外に感じられるかもしれません。那覇空港駅が2位でした。

ここで九州各県の県庁所在地の最高路線価をみてみます。福岡が九州で最も高く中央区天神2丁目渡辺通りが1平方メートル当たり994万円。次いで熊本市の中央区手取本町下通りアーケードが206万円。那覇市は九州で3番目なんですね。

ちなみに最も安いのが佐賀市駅前中央1丁目の駅前中央通りの21万5000円でした。県民所得が低い沖縄県ですが路線価をみるとかなり高い水準となっています。

伸び率は全国2番目でした。相続税や贈与税を申告する際に自分で時価を把握することが難しい為に税務署が便宜を図る事と公平に課税することを目的に公表される路線価。関心をもっていたいデータです。ここまでビジネスキャッチーでした。