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梅雨も明け、マリンレジャーを楽しむ人が多くなるなか、県警や海保など関係機関が豊見城市のビーチで水難事故防止を呼びかけました。

県警では、マリンレジャーのシーズンとなる2024年7月1日から10月末までを「水難事故防止運動期間」と定めていて、関係機関と協力して注意喚起や啓発活動などを展開しています。

2024年7月1日豊見城市のビーチでは、県警や海保、ライフセイバーら110人参加し、出発式と救助訓練を行いました。訓練では、人が海で溺れたと想定して救助者を浜に運び心臓マッサージやAEDを使用するなど、関係者らが発見から救急搬送までの手順を確認していました。

県警・水上安全対策室は與儀太一郎室長は「ライフジャケットや浮き輪などの浮き具を付けて、マリンレジャーや海水浴を楽しんでいただく、それをすることで命を守れるので」と述べました。

その後、参加者がビーチにいた園児や訪れた人たちにパンフレットなどを配り、マリンレジャーをするときの注意点が伝えていました。

警察によりますと2023年、県内で発生した水難事故は116件でそのうち59人が亡くなり、全国ワーストで2024年も6月30日までに49件発生し、17人が死亡しています。