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高校野球 夏の沖縄大会は4日目、きのうで1回戦が終わりました。沖縄セルラースタジアム那覇での激戦と好カードの一戦をお伝えします。

那覇で行われた「コザ」対「浦添」の試合。4回に同点に追いついた浦添は、5回からマウンドに上がった麥島路一郎(むぎしま・ろいちろう)が回をまたいで3者連続三振のピッチング。両者譲らず、終盤に入ります。

高校野球夏の沖縄大会 1回戦終わる 激戦&好カードの試合

8回、コザは先頭バッターのキャプテン吉田夕槻(よしだ・ゆづき)がレフトフェンス直撃のヒット。エラーも絡み3塁に進みます。このチャンスに、打席に立ったのは先発ピッチャーとして今まで投げ抜いてきた比嘉嗣逞(ひが・つぐとし)。思い切って振った打球は一塁の横を抜ける2ベースヒット。

1点を勝ち越すと、その後も連打で2点を追加。コザが浦添を6対3で破り初戦突破です。

コザ 比嘉嗣逞(ひが・つぐとし)選手「終盤でやっと自分たちの今まで頑張ってきたことが結果として出てきた感じがしたので、自分も最後まで投げ切ることができたので1試合目の初めてのゲームにしては良かったと思います。」

高校野球夏の沖縄大会 1回戦終わる 激戦&好カードの試合

那覇で行われた「沖縄水産」と「KBC」の試合は1回、沖縄水産が2番新田優心(あらた・ゆうご)、3番名護夢翔(なご・むうと)の連続ヒットで2アウト1・3塁のチャンスを作ります。しかし、KBCの2年生ピッチャー崎濱海翔(さきはま・かいと)が踏ん張り、先制を与えません。

4回、KBCは、2アウトながら3塁のチャンスを作ると、5番前川 尚摩(まえかわ・しょうま)がレフト前にヒットを放ち先制点を挙げます。KBCは続く5回。さらに1点を加えると、3番内田凱万(うちだ・がいま)。タイムリー3ベースでさらに2点を追加。続く4番上原光貴(うえはら・みつき)にもタイムリーが生まれるなど、打線の勢いが止まらず、この回一挙5得点を奪います。

援護をもらったKBCの先発崎濱(さきはま)は、7回沖縄水産を3者連続の三振に抑え、試合を締めました。打線の爆発と10個の三振を奪う崎濱の好投でコールド勝ちしたKBCが2回戦進出です。

KBC 2年 崎濱 海翔(さきはま・かいと)選手「3年生の為にも投げるしかなかったので頑張りました。」

高校野球夏の沖縄大会 1回戦終わる 激戦&好カードの試合

沖縄水産 仲村心快(なかむら・しんかい)主将「KBCさんにも悔いのないように、自分たちの分まで次も戦ってもらいたいです」

今週土曜日から2回戦が始まり、エナジックやウェルネスなどのシード校も登場します。土曜日も午後4時から「速報めざせ甲子園」を放送しますので、ぜひご覧ください!