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与那国島でまた軍事化に向けた動きです。与那国島で最も高い宇良部岳に、自衛隊が映像監視装置を設置を計画していることがわかりました。

沖縄防衛局によりますと、防衛省が宇良部岳にある鉄塔と擁壁を2023年3月1日付で取得、その目的は「映像監視装置の設置」としています。陸上自衛隊与那国駐屯地は装置設置の目的について「答える立場にない」としています。

沖縄防衛局によると取得した鉄塔は宇良部岳の山頂付近にあり、現在、与那国島のインビ岳には陸上自衛隊沿岸監視部隊のレーダー施設が置かれていますが、宇良部岳には現在、自衛隊関連の施設はありません。

与那国町史などでは、宇良部岳は、島で最も高い標高231メートルで「与那国富士」の別名もあります。1941年に旧日本海軍が山頂に監視施設を建設しています。