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陸上自衛隊与那国駐屯地が周辺での撮影禁止を求める看板を設置など、取材規制をしていることについて、マスコミの労働組合は看板撤去などを求める文書を出しました。

与那国島の陸上自衛隊与那国駐屯地が、周辺での「撮影禁止」のほか、文書の配布や座り込みなどを禁止する看板を設置しています。政府はこれらの表示について国会議員への答弁書で「警備の観点から撮影を控えていただくことを期待して行ってる」と、「強制ではない」との見解を示しています。

しかし、QABのクルーが2023年7月、駐屯地の外で取材中「門柱以外は撮らないでほしい」と求められました。県内のマスコミの労働組合でつくる県マスコミ労協によりますと取材中に映像の確認を自衛隊から求められたケースもあったということです。

団体は2024年6月27日、駐屯地の司令などを相手に看板の撤去や駐屯地の周辺での取材規制の中止などを求める抗議文を出しました。抗議文では、「表現の自由の不当な制限」と訴えています。