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県内の薬剤師不足の解決に向けて県と県外の大学が、25日薬剤師などの育成や確保を連携する協定を結びました。
協定を締結したのは県内に付属校を持つ昭和薬科大学です。
協定では昭和薬科大学の学生や卒業生に薬剤師としての県内の就職先を支援することや県内高校生を対象とした昭和薬科大学への進学推進、また、小中学生を対象に「こども薬剤師体験」などさまざまなイベントを県と共催で実施することが盛り込まれています。
昭和薬科大学渡部一宏理事長は「沖縄県では慢性的な薬剤師不足の状況ということであり、その課題解決のために本法人が沖縄県にお手伝いが出来ることがないかという思いが私共には強くございます」と述べています。
締結式で玉城知事は、県の薬剤師数が全国最下位であることに触れ「県として初となるこの協定は地域課題の解決につながるものだ」と期待を寄せました。