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与那国島での軍事強化の動きがまた進むことになります。2024年7月から始まる自衛隊とアメリカ軍の共同訓練で、軍が与那国島にレーダー部隊を展開することがわかりました。

自衛隊とアメリカ軍は7月28日から「レゾリュート・ドラゴン24」と呼ばれる共同訓練を行います。その中で、陸自・与那国駐屯地にアメリカ軍のTPS80と呼ばれるレーダーを持ち込み、警戒監視訓練を行うことがわかりました。

TPS80は、アメリカ軍の移動式のレーダーで2023年10月の共同訓練で石垣駐屯地に展開しました。

また今回の訓練では、アメリカ海兵隊や陸軍など、およそ110人が与那国に入る予定で、島での日米の演習としては、最大規模になるとみられます。

アメリカ軍の物資や隊員は、民間船で祖納港や久部良漁港に入るほか、自衛隊の輸送機は与那国空港を使用する予定です。