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高校野球夏の沖縄大会は、きのう慰霊の日で半旗が掲げられる中、2日目の試合でした。那覇での2試合、沖縄工業対那覇商業、豊見城南対那覇西です。

沖縄工業と那覇商業の試合は、3回までに4点を失った那覇商業でしたが、2回途中からマウンドに上がった2年生池原常誠(ひろなり)と3年生キャッチャー・池原常煌(ひろあき)の兄弟バッテリーがその後の攻撃を抑え、勢いをつけると、2点差に迫り、9回ウラ2アウトから1・2・3番の3人の3年生がつないで満塁のチャンスを作ります。

打席は4番池原常煌。しかし、打球がフェアゾーンで体に当たり、「守備妨害」でゲームセット。那覇商業は30年ぶりの甲子園とはなりませんでした。

春の大会で連合を組んでいた同士。豊見城南と那覇西の試合は、1回から動きます。豊見城南は連合チームでもキャプテンを務めていた3番徳元翔平(とくもと・しょうへい)。豊見城南 徳元 翔平(とくもと しょうへい)主将「(相手は)切磋琢磨した仲間なので楽しかったです。」

3回までに4点を重ねます。那覇西は1点を返し、4回、先頭バッター3番キャプテンの大城 渚(おおしろ なぎさ)の内野安打で出塁すると、7番福岡伶眞(りょうま)のタイムリー内野安打などで一挙5点を挙げ、逆転に成功。そのまま逃げ切った那覇西が1回戦突破を決めました。

那覇西 大城 渚(おおしろ なぎさ)主将「1人1人が全力を出して結果的に勝てたので良かったです。前を向いて豊見城南の分まで頑張っていきたいです。」

高校野球 夏の沖縄大会2日目 沖縄工業対那覇商業 豊見城南対那覇西