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那覇軍港を浦添に移設する計画で、国が来月末にも埋め立て予定海域でボーリング調査に着手することが分かりました。

浦添西海岸に那覇軍港を移設する計画では、49ヘクタールをT字型に埋め立てる予定です。防衛省は2022年に計画案を示し、県などは容認しています。

政府関係者によりますと、来月にもボーリング調査に着手し、測量調査なども行う予定で、軟弱地盤の有無などを確認するということです。

那覇軍港は1974年に日米両政府が移設を条件に返還に合意していました。県の試算では移設の完了は2030年代の後半以降となる見通しです。