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2023年、60年余りの活動に幕を下ろした「白梅同窓会」の、活動を継続しようと新たな団体が設立されました。

79年前の沖縄戦に動員された県立第二高等女学校の「白梅学徒隊」は戦禍で22人が命を落としました。戦後、卒業生らは「白梅同窓会」を結成し、自らの過酷な体験や学友のことを語り継いできましたが、高齢化のため2023年、60年余りの活動に幕を下ろしました。

その後、活動を引き継いだ遺族やボランティアでつくる「白梅継承の会」が一般社団法人化し屋宜光徳理事長は「アメリカ軍や自衛隊の基地の増強が戦争の前夜だと言われ、沖縄戦前の状況と似てきていてこれに立ち向かっていかなければならない」と訴えました。

今後は、2025年の終戦80年に向け活動の幅を広げていくとしています。