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国の天然記念物に指定されているホントウアカヒゲが、本島北部の住宅で子育てする様子をカメラに収めました。

大宜味村にあるギャラリーの一角に・・いました!せっせとエサを巣箱に運んでいるホントウアカヒゲはやんばるのみに生息する固有種です。

家主の平良さんが、初めて巣を見つけたのは2022年。元陶芸作家のご主人が亡くなった翌月にホントウアカヒゲがやってきたそうで、そのときは、帽子やバッグなどに巣作りをし翌年、卵を産むところまで日々、成長を見守りました。

現在では、巣箱を設置しその中に、4羽のホントウアカヒゲのヒナがすくすく育っていて平良さんの心のよりどころになっているそうです。

平良かず子さんは「うれしいですよ本当にうれしい、自分の分身みたいな感じがします」と話しました。

国指定屋我地鳥獣保護区管理員・渡久地豊さんは「平良さんが見守っていることがすごく功を奏している」と話しました。

このように近くでホントウアカヒゲが子育てする様子を見られるのは、ホントウに貴重だそうです。

そして2024年6月11日、ギャラリーでの子育てを終えホントウアカヒゲの親子は、平良さんのもとから巣立っていったということです。