今月7日に告示された県議会選挙。玉城県政を支える与党が勢力を維持するのか?または、知事と距離を取る野党・中立が逆転するのか?沖縄県のこれからの4年間を担う大事な選挙です。きょうは、県内13の選挙区の立候補者を紹介します。
名護市 定数2の名護市区には、与党現職、中立新人、野党新人の3人が立候補しています。
うるま市 前回は無投票だったうるま市区には与党の現職2人と野党中立の新人5人が立候補。4つの議席を7人で争う激戦が予想される選挙区です。
沖縄市 7人が立候補した定数5の沖縄市区。与党系が3人、中立系が2人、野党系が2人の構図になっています。
宜野湾市 現在与党系が1議席、野党系が2議席となっている定数3の宜野湾市区。与党系3人、中立系1人、野党系が2人立候補しています。
浦添市 前回無投票だった浦添市区。定数4に対して現職3人、新人3人が立候補していて勢力図に変化が現れるのかにも注目です。
那覇市 県議選最大の選挙区、「那覇市・南部離島区」。那覇市と周辺離島が選挙区となっています。11人の定数に対し現職9人、新人10人の19人が立候補。県都・那覇のみならず、久米島や南北大東などの離島振興も争点となります。与党系8人、野党系5人、中立系が6人の構図になっていて、この選挙区の結果は、県議会の与野党の勢力図に大きな影響を与えそうです。
豊見城市 無投票の公算が一転、選挙戦に突入した豊見城市区には与野党の現職と中立の新人が2つの議席を争います。
島尻・南城市 南城市や八重瀬町、南風原町、与那原町が選挙区の島尻・南城市区。定数4に対して5人が立候補。こちらも激戦が予想されます。
糸満市 同じ日に市長選なども行われる糸満市区。現職1人、新人4人の計5人が2議席を争います。
宮古島市 定数2の宮古島市区には前回と同様、与党系1人、野党系2人が立候補しています。
石垣市 定数2に対し与野党の現職が立候補した石垣市区は前回に続き、無投票となりました。
国頭郡 本島北部が選挙区の国頭郡区には定数2に与党系の新人2人と野党系現職が立候補しています。
中頭郡 北谷町や嘉手納町が対象の中頭郡区。現職4人と新人2人の6人が立候補し5つの議席を争います。
改めてですが、石垣市区は無投票での当選が決まっているので残り12の選挙区・48の議席を73人で争います。期日前投票も8日から始まっていて、15日まで各自治体の選挙管理委員会が指定した場所で投票が出来ます。
そして、投開票日は16日で、県選挙管理委員会では多くの県民に投票を呼びかけています。