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家などに潜むシロアリやトコジラミなどの害虫駆除の作業について業界全体の技術向上に取り組もうと、県内企業が集まり協会を立ち上げました。
「県害虫防除業協会」は、シロアリ駆除や消毒作業などを行う県内の企業6社が立ち上げたものです。県内では、攻撃性の高いシロアリとして知られる「イエシロアリ」が生息するほか、近年ではインバウンドの増加に伴い「トコジラミ」による被害も確認されています。そのため、業者同士の繋がり強化によって専門的な知識が共有し、より迅速に対応できる必要性があることから協会を設立したということです。
県害虫防除業協会・浜川雄貴副会長は「(害虫)駆除の技術指導を積極的に行うとともに新たに侵入してくる外来生物にもいち早く対応ができるような体制をつくっていきたい」と話しました。
協会では今後、害虫の生態や薬剤の選定方法などを学ぶ勉強会を実施するほか、鳥インフルなどの感染症にも対応できるような技術力向上をめざすということです。