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「私たちの日常の生活を奪い去っている」と訴えました。
アメリカ海軍が進めている無人機MQ4の配備計画撤回を求めて市民団体が、2024年6月5日、嘉手納基地前で抗議集会を開きました。嘉手納基地では、2024年5月からアメリカ海軍が艦船などの行動を偵察する無人機MQ4を2024年10月まで暫定配備する計画を立てています。
2機中の1機は2024年6月4日に飛来予定でしたが、取りやめになっています。第4次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団・新川秀清団長は「基地が私たちの日常の生活を奪い去っている」と述べました。
こうした基地負担の増大などを受けて、第4次嘉手納爆音差止訴訟原告団などが、2024年6月5日午後、基地のゲート前で抗議集会を開きました。
集会では無人機の配備のほか、アメリカ軍機からの部品落下や有機フッ素化合物・PFASの水の汚染など基地から派生するさまざまな問題について訴えました。集会では、無人機の配備撤回などを求める決議を採択し、沖縄防衛局など関係機関に提出する予定です。