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政府は3日、台湾有事を念頭に先島地域の住民およそ12万人を空路で九州に避難させる計画について、各市町村の避難先を明示しました。避難先の案は3日、九州地方知事会議で明示し、各県知事が了承しました。

政府の案では、宮古島市が福岡、熊本、宮崎、鹿児島の4県、石垣市が山口、福岡、大分の3県、竹富町が長崎県、与那国町が佐賀県、多良間村が熊本県への避難が想定されています。

石垣市、竹富町、与那国町は福岡空港へ、宮古島市と多良間村は鹿児島空港を経由して避難する想定です。

今後、各県は輸送手段や受け入れ施設などの初期計画の策定に取り組む予定で、林官房長官はきのうの会見で「各県と連携し、国民保護の取り組みを推進する」と述べました。