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糸数与那国町長が2024年4月の住民説明会に参加した住民を「キャンキャンわめいている」などと表現した発言について、30日までに撤回し、謝罪しました。

糸数与那国町長は「一部に偏っている。みなさんわかるじゃないですか。キャンキャンわめいて、同じ人間がずっとしゃべっている。これが現実」と話しました。

糸数町長がこのように発言したのは、2024年4月28日、与那国町の比川地区の付近に大型の港を建設する構想について説明会を開いたあと、報道陣の取材に応じた際、説明会で発言した住民について、このように表現しました。

発言を問題視した住民グループ・「与那国島の明るい未来を願うイソバの会」が、2024年5月14日に公開質問状を出していましたが、町側からきのうまでに回答があり、発言を「不適切」「後味の悪い結果を招いた」として、謝罪し、撤回しました。

一方、5月3日の憲法記念日に東京で開かれた改憲派の集会で、日本を台湾の「旧宗主国」と表現したことついては、「台湾をさげすむ意味はない」として撤回しませんでした。

また5月17日の駐日アメリカ大使の島への訪問に伴う軍用機の空港使用や、今後、島での軍の訓練については、容認する姿勢を示しました。