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那覇空港は31日午前、航空機の部品紛失と悪天候の影響で、一時、滑走路が閉鎖されました。その影響で、一部の航空機が嘉手納基地に代替着陸しました。

那覇空港事務所によりますと、31日午前9時半ごろ福岡から那覇に到着したスカイマーク・503便が、到着後の機体点検で、尾翼部分に設置されている「スタティック・ディスチャージャー」と呼ばれる静電気を放電する部品1本がなくなっていました。

部品が滑走路に落ちていないか確認するため午前10時39分から14分間空港の第2滑走路を閉鎖しました。滑走路上に落下物は確認されなかったため使用を再開しましたが、その間に空港付近の天候が悪化し、着陸ができなくなりました。

その影響で東京から那覇に向かっていた日本航空と全日空のそれぞれ1便と福岡発那覇行きの日本トランスオーシャン航空の1便が嘉手納基地に代替着陸しました。

3機は、給油作業をしており再出発に数時間かかかる見込みです。