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2024年6月9日に開催する糸満ハーレーを前に、行事委員会が、2024年5月28日に会合を開き「アヒル取り競争」を開催することを決定しました。
糸満ハーレーは、毎年旧暦の5月4日・「ユッカヌヒー」に、糸満市で1年の豊漁や航海安全を祈願して行われています。
2024年6月9日の開催を前に5月28日、行事委員会の会合が開かれハーレーとともに市指定無形民俗文化財になっている「アヒル取り競争」について、出席した委員の全会一致で開催を決めました。
開催にあたり、警察と動物愛護センターに対して事前通知した上で、競争を実施した後、行事委員会が、動物虐待の有無を調べて報告も行います。
また、アヒルを捕まえるときには苦しめたり傷つけたりしないよう参加者から同意書にサインを求めるほか、会場内にポスターを掲示し放送で注意喚起をするなど対策を行うということです。
東恩納博委員長は、「虐待にならないよう最善の注意を払って実施する」と述べました。
「アヒル取り競争」をめぐっては、2023年、東京のNPO法人が、動物愛護管理法違反だとして関係者などを刑事告訴し、2024年4月、那覇地検が不起訴処分にしています。