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辺野古新基地建設で沖縄防衛局は24日、県の許可を受けたサンゴの移植作業に着手しました。

県は23日、沖縄防衛局に対し、サンゴおよそ8万4千群体の移植の許可を出していました。新基地建設に反対している県がサンゴの移植許可を出したことについて、県は「サンゴ類を保護する観点から許可せざるを得ない」としていました。

玉城知事は24日の会見で、詳細な移植計画や作業状況を報告することなどを許可の条件にしていることを挙げて「条件にのっとって適切に対応してほしい」と述べました。

一方、防衛省の茂木報道官は24日の会見で「自然環境や住民の生活環境にも十分に配慮し、工事を着実に進めたい」としています。