※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

タクシーやバス事業を行う企業がバス・タクシー業界の担い手不足を解消しようと、シニア世代を対象とした座談会を開催しました。

「マスターズの会」は、バスやタクシー事業などを展開する第一交通産業が、シニア世代で職を求めている人を対象に、自社で働く同世代の現役ドライバーから声を聞くことで業界への関心を持ってもらおうと開いたものです。

那覇バス・琉球バス交通小川吾吉代表取締役は、「この業界で働く人の声を聞くいい機会になれば」とあいさつ、会場には、50代や60代の現役ドライバーが、参加者に仕事のやりがいや魅力などを話していました。

現役のタクシードライバーは「出会いに感謝ですけれども、いろんなリピーターがおりまして、利用して下さるんですけれども、ありがとうございました。また第一交通さん利用するね。タクシー利用するねと言ってくださるのが、うれしくてですね今も日々ドライバーとして頑張っております」と話しました。

参加者からは、先輩の話を聞いたことで新たな目標を見つけているようでした。

参加者は「先輩の方々の意見を聞いて、こうゆう苦労があったりだとか、楽しいことがあったりだとか、そうゆうのはこれからやっていくことによって、色んなことを吸収して同じようにできて、自分もスキルアップできたらなと思います」と話しました。

第一交通産業によりますと、タクシーとバスを一緒にして「マスターズの会」を開催したのは、今回が初めてだということです。今後は、主婦向けの座談会も検討していて、「多くの人のスキルアップに繋がれば」と話しています。