※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

竹富町の波照間空港について、空港のある地元の公民館は2024年5月22日、自衛隊などの軍事利用に繋がらないよう求める要請書を玉城知事に手渡しました。

波照間空港は、地元が滑走路の1200mへの延長を要請し続けていますが、政府は、平時も含めて自衛隊が円滑に利用することと引き換えに整備を支援する特定利用空港への指定を検討していると見られます。

こうした中、地元の波照間公民館は2024年5月12日、滑走路延長を軍事利用に繋がらない形で行うよう、2024年5月22日、玉城知事に文書で求めました。

要請書では、滑走路の延長については県主体で事業化することや軍事利用につながらないように、宮古島市の下地島空港のいわゆる「屋良覚書」に似た規定を設けることなどを求めています。

また、与那国町の住民グループも5月22日、知事に、特定利用空港・港湾指定を受け入れないよう求める要請書を出しました。

玉城知事は特定利用空港・港湾について「アメリカ軍との共同使用や、予算計上で不明な点がある」と述べていました。