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沖縄科学技術大学院大学、OIST発のスタートアップ企業を立ち上げた創業者がアメリカの有名雑誌のアワードに選出されました。

そのスタートアップ企業が手掛けたのが、生ごみから吸水性の高いポリマーの開発です。アメリカの雑誌「フォーブス」のアワードに選出されたのは、OISTの企業家人材育成プログラムから2020年にスタートアップで起業したインド出身のナラヤン・ラル・ガジャールさんです。

30歳未満の次世代をけん引する若い才能に光を当てる「ForbesUnder30」に「産業・製造・エネルギー」分野の1人に選ばれました。

このポリマーはオレンジの皮などこれまで捨てられていた果物の残渣をアップサイクルして吸水力の高い農業資材として活用しアメリカやインド、フランスなど農業大国への輸出も実現しています。

ナラヤン・ガジャールさんは今回の選出について「水不足に悩む世界中の農家を支援したいという一心で始めた取り組みが共感を得て、このように評価されることを嬉しく思います」とコメントしています。

沖縄から生まれたスタートアップの活躍は本当に誇らしいですよね。EFポリマーは今後も事業拡大を目指していて特に重点開拓地域のアメリカを中心とした海外事業の拡大に向け海外投資家を含めたパートナーを探しているという事です。