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5月21日は平年よりかなり遅い、雨の季節を迎えました。気象庁は5月21日、沖縄地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。沖縄地方には、前線の影響でくもりや雨になっていて、向こう1週間も前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなる見込みです。
沖縄気象台は、5月21日午前11時に、沖縄地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。沖縄地方の梅雨入りは、平年より11日遅く、2023年より3日遅くなっています。
那覇市内は、朝から厚い雲に覆われ、時折、雨が降っていて、那覇市中心部の交差点では行きかう観光客などが傘を差して街を歩く様子がみられました。
宮古島では、5月21日未明から大雨となり午前3時前に大雨警報が発表され、午前3時27分までの1時間に宮古島市鏡原で観測史上最大となる100ミリを観測。この雨の影響で、島内では、冠水の被害が確認されていて宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋の近くの県道が一時、通れなくなりました。
また、車内まで水に浸かり動かなくなって、立ち往生する車両も。動けなくなったレンタカーをレッカー車が移動させていました。
宮古島地方の大雨警報は、5月21日午後2時6分に解除されました。八重山地方でも前線の影響でくもりとなり所により雨が降っていて石垣島の中心街でも地元の人々や観光客が傘を差しながら歩く様子が見られました。
沖縄気象台では、梅雨の時期は大雨による災害の発生が多くみられる事から洪水や土砂災害などに注意するよう呼びかけています。
いよいよ本格的な梅雨入りです。