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中国との関係について「傲慢でもなく卑屈でもない態度で現状を維持する」と述べました。
台湾では、2024年5月20日新総統の就任式が開かれ民進党の頼清徳氏が就任しました。頼清徳氏は2024年5月20日の朝、台湾総統府に夫人とともに登庁し、台湾の国父と呼ばれる孫文の肖像画の前で宣誓を行い、16代目の台湾総統に就任しました。
その後、頼新総統は、蔡英文前総統とともに総統府前に作られた特設ステージに現れました。会場に招待された数千人の市民からは、新たな総統の誕生と8年の任期を終えた蔡英文総統をねぎらう拍手が沸きました。
日本時間の5月20日の正午すぎ頼新総統は、総統府の前に集まった数万人の市民を前に就任演説を行いました。そのなかで中国との関係に関して、「傲慢でもなく卑屈でもない態度で現状を維持する」と述べました。
また、「台湾への威嚇や攻撃をやめよ」と中国を名指しで批判をしたうえで、「台湾海峡と地域の平和と安定を維持し、世界が戦争の恐怖から解放されるよう台湾とともに世界的な責任を担うよう求める」と述べました。
この式典には、県関係者で与那国町の糸数町長などが出席しています。