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高齢者向けの安全運転講習会が19日、県内で初めて行われました。安全運転講習会は、県警や損害保険会社、自動車販売メーカーが協力して開いたもので、会場となった北中城村の自動車学校には、周辺に住む65歳以上の高齢者、20人が参加しました。

参加者はまず、座学研修で身体機能の低下が交通事故に繋がりやすい事例を学習。続いてVRシュミレーターで天候など条件の違いによってブレーキの効き方が変わってくることなどを体験したほか、車の周りに並べられたカラーコーンの全てが運転席から見えづらくなる死角現象を体感しました。

参加者88歳「見えないです、見えない。だから両方ちゃんと見てから(運転)しないととだめですね」

県警によりますと、去年県内で発生した高齢者による運転の交通死亡事故は15件と、前の年に比べ10件増加しているということです。