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きょう5月15日で沖縄は本土に復帰して52年となりました。しかし、今も国内のアメリカ軍専用施設の7割が集中し、近年は各地で自衛隊も増強されるなど”基地のない平和の島”は実現されていません。
1952年のサンフランシスコ講和条約の発効で沖縄は本土から切り離され、アメリカ統治下に置かれたのち1972年5月15日に本土に復帰しました。約96万人だった人口は146万人に増え、社会基盤の整備が進み経済発展を遂げましたが、その一方で今も日本にあるアメリカ軍専用施設の7割が沖縄に置かれています。
また2016年には与那国島に自衛隊の駐屯地が開設、それ以降、政府が進めるいわゆる南西シフトによって離島への駐屯地設置が続いています。沖縄はきょう5月15日、これまでの歩みを見つめながら平和な未来の実現を決意する1日となります。