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去年1年間で売上が高かった県内企業トップ100社が発表され、沖縄電力が3年ぶりに1位に返り咲きました。トップ100社の総売上高は過去2番目に多くなっています。

東京商工リサーチ沖縄支店によりますと金融業を除く県内企業のうち去年1年間で最も売上が多かったのは「沖縄電力」で、燃料費の価格変動分を電気料に反映させる制度を見直したことや新型コロナの影響緩和による需要の増加が主な要因となっています。

次いで、おととしに那覇メインプレイス店がリニューアルオープンするなど大型店の持ち直しなどから増収を維持した「サンエー」が2位にランクイン。新店舗の開店が続き衣料や食品などで売り上げを伸ばした「イオン琉球」が前年に続き3位を死守する結果となっています。

トップ100社の売上高の合計は2兆3118億2400万円と2年連続で増収となり、2020年に迫る過去2番目に多い結果となりました。売上が100億円を超えた企業は80社で過去最多となっています。

売上で見るとコロナ禍を脱したと言えそうですね。業種で見ても全17業種のうち14の業種で売上が伸びています。なかでも伸び率が高かったのは入域観光客数の増加が追い風となった「不動産・物品賃貸業」や「ホテル業」で、次いで、半導体不足の緩和で納期が短縮されるなど製品の出荷が増えた「自動車・建機業」が売上を伸ばしています。

各企業ともに決算期を迎えてトップの交代も報道されていますが、今後ビジネスキャッチーの中でも注目企業の新しいトップの声をお伝えしていきます。ここまでビジネスキャッチーでした。