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県内の4月の倒産件数についてです。1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は3件で、前の年の同じ月と比べて横ばいでしたが、負債総額は減りました。

帝国データバンクのまとめによりますと倒産した3件は建設業、製造業、サービス業がそれぞれ1件でした。倒産の主な要因は「販売不振」によるものです。

3件の負債総額は1億6700万円で、内訳は1億円以上の負債が1件、5000万円未満の負債が2件でした。前の年の同じ月と比べてみますと倒産件数は横ばいでしたが、負債総額は1億3700万円減りました。

今後の見通しとして帝国データバンクでは県内景気が好調を維持している要因は民間投資が活発な事と観光客の増加が続いている事を挙げています。

ただ、企業からは物価や人件費の上昇、円安に加えて慢性的な人手不足などのマイナスの影響を懸念する声が多く推移を見ていく必要があると分析しています。

さらにコロナ禍の影響を引きずり厳しい経営を続けている企業は多いと見ていて予断は許さない状況です。