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辺野古新基地建設を巡り、国の本島南部の土砂を使用する計画に反対を訴える沖縄戦遺骨収集ボランティアの代表らが、岸田総理に直接、使用断念などを求めるため、来月、上京することを明らかにしました。

ガマフヤー・具志堅隆松代表は「(追悼式で)戦没者に対して哀悼の誠を捧げるといいながら遺骨が残っている場所から土砂を取って海に捨てる。慰霊祭に参列するのであれば南部から土砂を取るというのは止めていただきたい」と話しました。

会見を開いたのは、沖縄戦遺骨収集ボランティア・ガマフヤーの具志堅隆松さんなど4人です。

具志堅さんらは、2024年6月23日に開催される沖縄全戦没者追悼式に岸田総理が出席するならば、辺野古新基地建設で計画が挙がっている本島南部の土砂使用の断念や県民や全国の遺族の前で使用しないことを表明するよう求めています。

メンバーらは、2024年6月18日、内閣府や防衛省と土砂使用に関する意見交換を行う予定で、政府の回答次第では、ハンガーストライキを行うとしています。

また、岸田総理が使用しないことを表明できないのであれば「追悼式への出席はしないでほしい」と話しています。