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「例外的な場合」とされている嘉手納基地でのパラシュート降下訓練が5カ月連続で実施されていることを受けて玉城知事は嘉手納基地でのパラシュート降下訓練の中止などを政府に要請しました。

アメリカ軍は本来、伊江島補助飛行場で行われるパラシュート降下訓練を、2023年12月から2024年4月まで5カ月連続で嘉手納基地で実施しています。

この状況を受けて玉城知事は2024年5月10日、木原防衛大臣に対し嘉手納基地でパラシュート降下訓練を行わないようアメリカ側に働きかけることを含む嘉手納基地の負担軽減を要請しました。

玉城知事は「(米空軍司令官が)嘉手納でのパラシュート降下訓練を当分、毎月1回行うなどと発言をしていて、県や地元自治体が厳重に抗議しているにも関わらず、このような発言は誠に不誠実であると考えている」と述べました。

木原防衛大臣は「米側に確認をしたところ今後毎月訓練を行うとの発言はしていないとの報告を受けております」と述べました。

木原大臣は「沖縄の基地負担軽減は私たち政権の最重要課題と認識している」として解決に向け全力で取り組むと述べました。