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先月30日に発表されたパリパラリンピック、ゴールボール日本代表「オリオンJAPAN」の男子・女子6人ずつの内定選手に、八重瀬町出身の安室早姫選手が初めて選ばれました。

ゴールボールは、「アイシェード」と呼ばれる目隠しをつけた1チーム3人の選手が、相手ゴールに向けて鈴の入ったボールを交互に投げ合い得点を競う競技で、女子日本代表は2012年のロンドンパラリンピックで金メダル、前回2021年の東京パラリンピックでは銅メダルを獲得しています。

県勢ではパリパラリンピック代表内定第1号となり、安室選手は日本ゴールボール協会のプレスリリースを通じて「これまで積み上げてきたものを信じて自分の役割を確実に果たせるよう残りの期間しっかりと準備していきます」とコメントしています。

実は今から18年前、2006年にQABの取材を受けていました。「特殊教育学校文化祭」というイベントのスローガンに、当時沖縄盲学校2年の安室選手の作品、「広げよう私たちの世界、伝えようそれぞれの個性」が選ばれていました。

安室早姫選手(当時沖縄盲学校2年)「色々な障害を持っていてもそれぞれ個性があって、色々なことができることをたくさんの人に伝えたい気持ちで作った」

高校入学時に上京し、高校2年生の時にゴールボールに出会った安室選手。念願のパラリンピック出場が叶いました。活躍を期待しています。