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到着するまで、2人は励まし続けました。

2024年3月、家のトイレに閉じ込められた高齢女性に気づき警察への通報など救助活動に貢献したとして、夫婦に感謝状が贈られました。

浦添警察署から感謝状が贈られたのは、市内に住む千年智さん(66)と妻の美樹さん(60)です。

警察によりますと、2024年3月5日午前9時すぎ、妻の美樹さんが自宅のベランダで洗濯物を干していたところ、助けを求める声を聞き、声がする方向を探すと、自宅から50m離れた住宅2階のトイレの窓枠から手を伸ばし助けを求める高齢女性を発見しました。

夫の智さんが警察に通報し、到着するまでの間、2人は女性を励まし続けたということです。千年智さんは「大丈夫ですから、すぐ助けますから、警察官も来ますから、落ち着いて待っていてください。ということで、おばあちゃんも分かりましたということで」と話しました。

その後、現場に到着した警察が女性を救助し、けがなどはありませんでした。トイレに閉じ込められた原因は、鍵が壊れていたためで救出された女性は、「このまま死んでしまうのかと不安でいっぱいだった。気づいて通報してくれた方は、命の恩人です」と話しているということです。

表彰を受けた・千年美樹さんは「とにかく安心しました。無事に助かったのでよかったです」と話しました。

浦添署の砂辺操署長は、「2人の行動によって無事にけがなく救出することができた」と夫婦の行動に感謝を述べました。